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ココロジリツ

人ってなんで悩むんだろうね?ちゃんとココロと向き合ってる?

人間関係は「何となく」でコントロールできる

昨夜掘り出した石井裕之著書シリーズ、第二弾。

「心のブレーキ」の外し方が自分と向き合う本だとすると、

この本は石井裕之流、他人と向き合う本と言える。

 

人間関係の悩みというのは、

深みにハマるほど、一見”解”のない問題のように感じることはないだろうか。

 

同僚をどうしても理解できない」と感じたり、

上司に「分かってもらえない」と感じたり。

信頼関係があると思っていた恋人のことが、ある日突然わからなくなったり。

 

 

実際、分かち合えないと感じる人は世の中には沢山いるし、

もっと言ってしまえば、初対面から自分が「何となく」受け入れない人もいる。

いわゆる「生理的に受け付けない」というものが、コレだ。

 

そうなると、その相手との関係は「にっちもさっちもいかない」状態と感じ、

”解”のない問題として、脇に置いてしまいがち。

そんな苦しい状態を、一旦抜け出したければ読むべき本だ。 

 

 

本書は、心理学者である著者が、

カウンセリングをする際に相手の心に入り込む方法を、

具体的な技法を丁寧に具体例を挙げながら、解説している。

 

彼の著書に度々登場する「潜在意識」というキーワードと共に、

人が如何に意識的ではないところ、つまり無意識の「なんとなく」で

周りの人や物事を判断しているか、という前提から始まる。

 

 

「潜在意識」や「催眠誘導等の単語は、なんともうさんくさくて、

私自身もこの本を手にしている時は知人に見られたくないと感じたりもするが。笑

 

だが、その単語から連想されるうさんくさい精神論やスピリチュアルなものは

この本には一切含まれていない。

 

ダブルバインド

・分離法

・結合法

・イエスセット

・混乱法

サブリミナル効果

 

等の手法が、どのような仕組みで作用しているのか。

また、それらを意図的に行なうための例文などが

これでもかという程、懇切丁寧に紹介されている本なのである。

 

教科書に似ているし、私自身、これを読んだ数年前から

自然と実践するようになった技法がいくつもある。

 

 

本書を通して学ぶのは「ラポール」と呼ばれる

意識ではわからない、深いレベルでの結びつきを意図的に形成する方法である。

 

そのためには「潜在意識」をうまく観察することが有効であり、

その手段として上記の技法を実践的に教えている。

(心理学を実践的に教えている本自体、少ないと思う)

 

更に言うと、自分の日常で既に幾度と体験したことのある内容が

どういう原理で心動いていたのかを紐解きながら、理解させてくれるものである。

 

 

また、重要なのが、

人間関係に関しては、「相手をコントロールしよう」と思っている限り悪化する。

この本は「相手をコントロール」するためのものではないと、

読んでもらえばわかるだろう。

 

 

この本で大切にしたい学び

ラポールとは「潜在意識の同調」

・呼吸は無意識と意識の境界線にある

・観察が下手な人はコミュニケーションが下手

・自分を認めてもらえれば、誰でも心を開く

 

・人間にはP型とE型がいる

・タイプを見極めないと、同じ行為も逆行為に

・人は記憶や感情を空間に配置している

 

 

ダブルバインド

・分離法

・結合法

・イエスセット

・混乱法

サブリミナル効果

 

自分を変えたい人が、何故「心のブレーキ」を外せないのか

 

随分前に石井裕之という人物に興味を抱いていた時期に彼の著書を大量に購入した。既に読んだことのある本だが、本棚の整理と共に読み返してみた。

 

この本は分かりやすい。

自分のモチベーションが落ちた時にぱらぱらとめくるだけでも冷静に燃料に着火し直せるような本だ。つまり自分と再度、向き合いたい時に読むべき本だ。

 

 

昨今、漠然とした危機感や曖昧な意志を持つ人が増えてきているように感じる。そしてそういった人程、変われない自分に対する焦燥感や不安を燻って、その燻りがまたその人を目標実現から遠のけているような印象だ。

 

そんな人が増えた世の中だからこそ、このテーマを意識する人は多いのではないだろうか。(だからこそ、この本もこれだけ売れているのだろうとは思うが) 

 

 

石井裕之は肩書きが、モチベーター/セラピストなだけあって、著者はどれも、「潜在意識」や「感情と行動」がキーワードとなっている。

 

本書でもそういった言葉が全体を通して、登場する。

 

「起業したい!」けど、「次どうしたらいいのかわからない」、「失敗したらどうしよう」と考えてしまう。そうこうしているうちに、モチベーションが下がっていく。

 

最初に「起業したい!」と高ぶった感情が、どんどん落ちついて気づいたら自分がなんでそう感じたのかも、いまいちピンとこなくなってきている。

 

更に言うと、失うものを沢山もっている人程、前に進むときの足は遅くなる。つまり大量のモチベーション(エネルギー)が必要なんじゃないかと思う。

 

いっそ何も失うことのない人の方が、現状維持に対する否定感がある分、前に進みやすい面もあるかもしれない。中途半端な現状満足がある人は、満点まではいかないでも、及第点の自分を失うことが怖くて、それを手放すだけで一苦労。そこで挫折してしまう。

 

自分が抱いていた「○○したい!」という感情の高まりがぼやけてしまっている人に程、読んでほしい。

 

心理学的観点で、自分の心との内的会話を改善する処方箋のような本だと思う。

 

 

この本で大切にしたい学び

 

・潜在意識は「現状維持」しようとしている

・スタートこそ、丁寧に時間をかける

・その先の加速を見据えて、モチベーションを見失わない

 

・お金持ちとは「欲しいお金、必要なお金をいつでも生み出すことのできる人」

・感動は受動的な体験。行動は能動的な体験

・感情を冷まさないためには、冷める前に行動するしかない

 

・潜在意識には「時間」がない

・潜在意識には「ないもの」が理解できない

 

・目標実現のためには「広い人脈」「豊富な知識や経験」「実績や自信」はない方がいい